有線でネットワークを構築する時に気になるのがlanケーブルのカテゴリです。
対応する通信速度が変わってくるので、期待する速度に対応したものを選ぶ必要があります。ただし、いくらカテゴリーの高いlanケーブルを用意しても、接続する機器がそれに対応していなければ意味がありません。特にハブは高速のものを用意しないと、足かせになる恐れがあります。ハブは同じネットワーク上で複数の機器を接続して通信できるようにするためのものです。そのため機器の数に合わせて、複数のlanケーブルが接続されます。
そのうちの1本がカテゴリーの低いものであっても、あまり大きな影響はないと言えます。最も気をつけなければいけないのが、ハブとネットワークを接続する所のlanケーブルです。そこで通信速度が落ちると全体のパフォーマンスに影響することになります。
ハブが対応できる通信速度よりも高いカテゴリーのものを用意しておけば問題ありません。万が一カテゴリーにばらつきがある時には、利用頻度の少ないものに低いカテゴリーのものを使って、メインとなる本戦への接続用はしっかりと高いカテゴリーのものを使いましょう。どれだけ高性能のなlanケーブルを用意してもハブの対応している以上の速度は出すことができません。製造が古いものは、速い速度に対応していないことがほとんどです。運用の中で通信速度に限界を感じたら買い替えを返答してみた方が良いでしょう。