個人住宅はもちろんのこと、会社や商店でもネームプレートは建物の顔としての役割があり大切な存在です。
多くの場合、雨風にさらされる屋外に設置をして半永久的に同じものを使用します。以前は個人住宅では御影石や石英といった耐久性に優れている石を使用していましたが、建物の洋風化が進むと共にデザイン性に長けている金属やプラスチック製のものが普及していきました。屋根の下や建物内といった直接雨に濡れる場所でなければ、プラスチックなどの素材で作られているネームプレートでも長期間でも劣化せず設置し続けられますが、植え込みや塀に直接設置すると雨除けがないためすぐに状態が悪くなるので、ネームプレートを製作するときはよく素材を吟味することが大切です。
屋外のネームプレートで良く用いられる素材はステンレス・ガラス・強化プラスチックと銅板ですが、この中で屋外の環境に適している素材はステンレスになります。ガラスと強化プラスチックは雨に対しては強いのですが温度変化に弱く、特に真夏の35度以上の環境では割れてしまう可能性があるので、屋外に直接設置するよりも建物内の環境に適していると言えるでしょう。
会社の玄関に設置されているネームプレートは銅板で作られており、さらに表面に特殊加工を施して耐候性のある製品に仕上がっています。その為、製品価格が高くなりがちなので、一般家庭なら安価でデザインも豊富にあるステンレス製を設置するのが良いといえるでしょう。